2週間でギリギリ合格した応用情報技術者
【はじめに】
2週間で合格と書きましたが、裏技的なものの紹介というわけではありません。
【勉強開始前の状況】
- 基本情報技術者は取得済
- 平日、土曜は9~21時まで研究室かバイト
- 日曜は1日空きがほとんど
【試験2週間前~1週間前】
- 網羅系参考書を通読
- 知識のぬけの確認をしました。
- 断片的な知識同士をつなげる意図があるので、ノリで読むのがいいと思います。
- ちなみに読んだのは「キタミ式イラストIT塾」です。
- 午前試験対策
- 過去問道場を使って午前問題の過去問を解きました。
- 過去5回分を解いて、間違えたもの、知らなかったものをノートにまとめました。
【試験1週間前~前日】
- 午前試験対策
- まとめたノートを見返しつつ、同じ過去5回分を解きなおしました。
- FEもそうでしたが、午前は過去問の再利用が多いので、新しい年度に挑戦するよりは同じ年度を繰り返し解く方が効果的だと思います。
- 午後試験対策
- 市販の過去問題集を買って、過去3回分を解きました。
- ここでも知らないことがあれば、ノートにまとめました。
【当日】
- 会場まではまとめたノートを見返しつつ、過去問道場で解いたことがない年度の午前問題を解きました。
- 会場についたら、午前試験前まで過去問道場で午後の問題を解きました。
- 午前試験は簡単なので、見直しまで終わったら退室するのが吉です。
- 午後試験はギリギリ解き終わる程度でした。
【試験への意識】
- 午前試験について
- 先も書いたように、午前試験は過去問からの再利用が多いので、過去問がかなり有効です。
- 「午前試験は簡単」と書きましたが、それはあくまで「一問一答」という試験形式に起因するものであり、当然ある程度の勉強時間をペイしなければ突破できません。
- とはいえ、時間をかけるべきは午後試験対策であることを忘れてはいけません。
- テクノロジ系の知識は、参考書でも過去問でも学習できるので特に心配はいらないと思います。
- ストラテジ系やマネジメント系は(学生にとっては)少し厄介ですが、「バランススコアカードの4つの視点」や、「PMのプロセス群」など頻出系の項目さえ覚えておけば(過去問を解いていくうちに何が頻出か分かるようになります。)解けるようになります。
- それでも知らない、聞いたこともない問題が出ることがあります。そういった問題は、単語の名前や選択肢から推測することができます。
- 午後試験について
- 午後試験では大問11個の中から5つ選択する必要があります。どの大問を解くかは過去問演習の時点で決めておくのが吉です。
- 本来は、過去問演習で1~2回分を11問通しで解き、得意そうな大問をみつけるのが賢いやり方ですが、私は11問全て解く時間もなかったので、分野名だけで決めました。
- ちなみに選択したのは
- 問1:情報セキュリティ(必須)
- 問3:プログラミング
- 問4:システムアーキテクチャ
- 問5:ネットワーク
- 問7:組み込みシステム
- 解く大問を決めたら、過去問演習の時点でその大問だけを解くのが良いと思います。(毎回11問解いていては疲れますからね)
まとめ
平日と土曜日は研究室とバイトに時間をとられるため、必然的に睡眠を削らなければいけませんでした。かなり命を削って勉強した感があるので、試験が終わるまでは「もっと早くから対策すればよかった」と毎日後悔していました。
体感ですが、おおよそ2か月あれば十分に対策できると思います。これから応用情報技術者試験を受けようという方には、(特に忙しい方には)早めにコツコツと対策されることを強くおすすめします。